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#02 えーと

2019/03/12
by 半杭 誠一郎

岡田修一郎コラム「バカ二人」

#02
えーと

えーと、何だっけか?何について書くんだっけか?と、ベタな前振りも虚しい2回目の連載ですが、取り合えずいってみましょう。
でも今回は少々、乱暴な口調になっちゃいますが、お許しクダサイ。と、言いますのもね、この間、洗濯機が壊れちゃったんですよ、ワタクシ、独り者なんで、地味につらいんですよね、生活家電の予期せぬ故障は。

とはいってもあと2ヶ月で壊れる表示、なんてのはありませんからねえ、家電には。自爆予告みたいですもんねえ。あ、そうそう、結構前には冷蔵庫が壊れたこともありまして、しかもその愛すべき冷蔵庫はよりによってワタシが旅行中に壊れやがって、帰ってきて、ちべたいビール呑むか!モードだったのに常温のビールを呑む羽目になって、しかもストックしていた松坂牛のステーキ肉2キロも全滅、と、今思い出しても腹が立ってきますよ、まったく。
奮発して買った肉はともかくとして、常温のビールって、ドイツ人じゃねえんだよ、俺は!ああ、ちくしょう。と、あ、話を洗濯機に戻しましょう、で、壊れた洗濯機を買い替えに職場の某大型家電店に赴いたワケなんですが、ワタシの住んでいるマンションは結構古いんで、防水パンのサイズが結構小さいんですよ、で、キッチリ寸法を測って、それに収まる洗濯機を買わねばナラン、と巻尺片手にああだこうだとやってから、洗濯機売り場でカタログの寸法図とにらめっこしてたんです。

そしたらベストを着たじいさんがニヤニヤしながらやってきて、「洗濯機をお探しですか?」なんて俺に訊くんですよ。洗濯機売り場でカタログ見て悩んでる俺が何に見えるんだ、このジジイは!と思いながら、「何探してるように見えるんだよ、アンタには!」と訊き返したらそのじいさん、「少々お待ちください」とか何とかいって逃げちゃったんですよ。
こんなんばっかりだよなあ、大型家電店の店員は!なんて思いながらカタログに目を戻すと、最上位機種しかその防水パンに入らないことが判明しましてね、35万!しかもAI機能搭載!と、絶対俺にとってはいらない機能がついてきちゃう。
もうめまいが止まりませんでしたが、仕方なく買うしかないんですよねえ、実際問題として。

でもって折角だからそのAI機能とやらを使ってやろうじゃないの、とスマホにアプリ入れて、登録したらこれがスバラシイんですよ、朝、洗濯のボタン押してから仕事に行くのがスタイルのワタシとしては、職場でスマホの通知がじゃんじゃん鳴って、表示を見ると「洗濯失敗しました」だの「脱水失敗しました、洗濯物の片寄りを直してください」だの「乾燥失敗しました、フィルターを掃除してください」だの手も脚も出ない場所で御親切にお知らせして来るんですよ、その洗濯機。高い金出して、洗濯機に喧嘩売られてるみたいなもんですよ。何だ!何がAIだ!ただのお前の失敗談お知らせ機能じゃねえかよ!と、トホホ過ぎてスンマセン、今回はここまで!

岡田修一郎
「Camera&Watch Bar OKADAYA」店主
独身。